価格:540円(税込)
有機JAS認証を受けるためには、過去3年以上の間、禁止された化学肥料や農薬を使用していない…など厳しい基準をクリアする必要があります。
この点、「有機生みそ」の原材料となる大豆と米は、製造メーカーが全世界をめぐって探した、自社農場で栽培。有機JAS認証を得ています。
原料となる大豆や小麦をそのまま日本に輸入する場合、殺虫剤や殺菌剤(いわゆるポストハーベスト)を使用するケースがあります。この有機みそは、ポストハーベストを避けるため、仕込む工場そのものも内モンゴル自治区に造られています。
ここで仕込みまで行った味噌を、長野県の自社工場で長期熟成して生まれたのが「有機生みそ」です。
内モンゴル自治区の工場も、長野県の本社工場もどちらも有機JAS認証を受けており、製造者のこだわりが感じられます。
私たちが運営でするビセットプラザでお出しするお味噌汁にも、この「有機生みそ」が使われています。
味噌に食品添加物が入っている?と聞いて驚かれる方も多いかもしれません。
お味噌の原材料は、大豆と米(あるいは麦)と塩です。昔ながらの製法であれば、これ以外に加えるものはありません。
いわば無添加のお味噌というのは、当たり前に普通に作ったお味噌なのです。
しかし、市販されているお味噌には、この他に様々な食品添加物が加えられているケースがあります。
代表的な食品添加物には、お味噌に旨味成分を加えるために入れられるアミノ酸があります。
食品表示の基準では、化学的に合成された食品添加物などまとめて「調味料(アミノ酸)」と記載できるため、実際にどのような食費添加物が入っているか、ラベルを見ただけではわかりません。
「調味料(アミノ酸)」は、だし入りの味噌などによく使われています。
また、味噌は麹カビによって発酵させる食品ですが、この麹カビは味噌の中で生きています。ですから、そのままですと発酵が進み続けます。
このため、味噌は徐々に味や色味が変化するのですが、商品として流通に乗せる場合、これが消費者からのクレームになることがあります。
そこで、発酵を抑えるために、酒精・アルコールを加える場合があります。
また、最近では色味を良くするためにビタミンB2や漂白剤を使ったり、ソルビン酸など保存料を使用するケースもあります。
食品添加物をなるべく避けたい…という方は、味噌を購入する際、ラベルの原材料をしっかりと確認するようにしてください。