価格:2,692円(税込) ~ 6,730円(税込)
今では昔ながらの天日干しを実施する農家はほとんどいないと言われています。
準備から乾燥まですべて手作業、非常に時間がかかるため非効率的な乾燥方法だからです。
まずは、竹を切り出し、台を自分たちで組み立てる昔ながらの稲架を組むことからはじめました。
近隣の農家さんさえも、今時珍しいと言って見学に来るほどでした。昔は秋の風物詩だった稲刈りも時代とともに変わってきたんですね。
刈り取り後、何日もかけてゆっくりと乾燥させることで、茎に残った旨味を米一粒一粒に行き届かせることができ、完熟した状態になり美味しいお米になるそうです。
天日乾燥中の大敵は雨、特に長雨にあったってしまうと稲がダメになってしまうこともあります。
そんなリスクがありますが、自然の力、お日さまで干したお米は旨味、甘味、香りが違います。
美味しいお米を作りたい、お届けしたいという気持ちから今年、翔栄ファームはリスクを背負って天日干しにチャレンジしました。
稲作初年度で、およそ考えられる、さまざまな困難を経験した翔栄ファームの稲作。
昨年の収量は予定した1/5程度となりましたが、自分たちで育て、収穫したお米は、格別のものでした。今年も収穫真っ最中です。
改めて農薬・化学肥料を使わない稲作の大変さと、なぜ、多くのお米農家さんが、農薬・化学肥料を多用するのかを実感しました。
「安心・安全の食」を提供するためには、この非常に困難な、農薬・化学肥料を使わない稲作技術を、どんどん高める必要があります。
得た教訓を生かし、これからも翔栄ファームは稲作に挑戦したいと思います。 皆さんも、応援よろしくお願いいたします!