価格:3,500円(税込)
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“ザ・焼き芋”紅はるか
紅はるかは、2010年に登録されたばかりの比較的新しい品種。
焼き芋にすると、安納芋に匹敵するほど甘くなり、それでいて後味スッキリなさつまいもです。
全国各地で育成されており、現在市販されている焼き芋の主流になっています。
“栗のような甘さのほくほく系?”薩摩金時
薩摩金時は、栗のような甘さのさつまいもで、ほくほくとした食感が特徴とされます。
ただ、翔栄ファーム・龍ヶ崎農場の薩摩金時は、ややしっとり目系です。
紅はるかと薩摩金時は昨年も育てて好評だったため、今年もチャレンジしました。
“滑らかで上品な甘さ”シルクスイート
最近注目のさつまいもがシルクスイート。
2012年にデビューしたまだまだ新しい品種ですが、滑らかな食感と上品な甘さで人気急上昇中。
ほんらいはホクホク系の食感ですが、しっかり追熟することで、水分を蓄えしっとり・甘いさつまいもになります。
このさつまいも…実は、翔栄ファーム・龍ヶ崎農場の想いがいっぱい詰まっています。
龍ヶ崎農場がある龍ヶ崎市には、荒廃地再生事業という仕組みがあります。
元々農地だったものの、長年放棄されたために、荒れ果ててしまった土地を農地として蘇らせる事業です。
これに翔栄ファームは立候補。
荒れ果てた土地の開墾から初めて、さつまいもの収穫までようやくたどり着きました。
この土地は、細い竹の一種である篠(しの)や蔦などの雑草が生い茂り、これを取り除かないことには、耕すこともできません。
しかも、この篠や蔦はかなり頑丈で、一般的な草刈り機では歯が立たず、すぐに絡みついて動かなくなります。
より強力な刈払機を強引に振り回して、表面を刈り取りました。
しかし、ここからがまた大変。表面以上に広範囲に根を張っているのです。
これをトラクターで絡めとっていくのですが、しばらく経つと、トラクターの刃の部分に絡まって、トラクターが動かなくなります。
トラクターに絡まった篠や蔦は、ノコギリ鎌で1つ1つ手でこそぎ取っていきます。
刈払機で二日間、トラクター二日間…それでも畑には取り切れない篠や蔦が…。
最終的には、鍬を使って手作業で取り除きました。(ビセットプラザから3人助っ人を呼んで6人でやりました)
これでようやく、畑を耕せるようになります。
一度、荒れ果ててしまった農地を蘇らせるのは本当に大変なことなのです。
この後、耕した畑に土を盛り上げて畝立てをして、土の表面をシートで覆って、1つ1つ苗を植えていきました。
ようやくさつまいもの育成が始まります。
でも、苦労の甲斐あって、今はすくすくと成長中。
きっとおいしいさつまいもになってくれると思いますので、お楽しみに!