【生産地】群馬県前橋市
【品種】石倉一本ネギ
【内容量】1kg
※在来種のため、1本1本、育ち具合が異なります。サイズにもよりますが、現在の生育具合からすると、1kgで6本~9本ぐらいになります。
【送料について】
3セット以上ご購入の場合、送料については別途ご連絡いたします。
【前橋農場の地元の在来種・石倉一本ネギ】
前橋農場の地元生まれの在来種"石倉一本ネギ"
石倉一本ネギは、翔栄ファーム・前橋農場がある、群馬県前橋市で生まれた在来種のネギです。
石倉は地名で、今の前橋市石倉町の農家さんが、昭和初期に品種改良し、幅広く普及したネギです。
ネギは、大きく分けると、関東で多い、白い部分が太く出長い「根深ネギ(いわゆる長ネギ)」と、関西で多い緑の部分が多い「葉ネギ(青ネギ)」とあります。
石倉一本ネギは、この内、「根深ネギ」に相当するネギで、分蘖(ぶんげつ※株分れ)が、ほぼ見られないため、「一本」の名がついたようです。
柔らかくて甘味が強く、特に厳冬期は甘味が増すとされます。
香りも抜群で、鍋ものや焼きネギとの相性が良く、汁物や薬味に使っても美味しくいただけます。
【枝分かれせず"一本"に成長】
ネギ育成序盤のキモは雑草対策
実はネギは、太陽の光が大好きな野菜。
農家の間では、「ネギは人の影も嫌う…」という言葉があるほど。
そこで厄介なのが、雑草です。
特に梅雨は、雨が振っては日が差すので、ネギもぐんぐん成長しますが、雑草もそれ以上にぐんぐん成長します。
油断すると、すぐに雑草がネギに覆いかぶさり、そのまま放置するとネギが腐ってしまいます。
翔栄ファームでは農薬を使いませんので、梅雨の時期は常に畑を見回り、雑草を定期的に駆除する必要があります。
ただ、雑草も畑の自然の一部です。
単に駆除するだけでなく、葉っぱはネギの畝間で乾燥させて、ネギの根元を守る用途に使います。
また、雑草の根っ子はそのままにしておくと、やがて土に還り、土壌のバランスを保ってくれます。
もちろん、そこから次の雑草が生えてくることもある訳ですが…
【雑草を畝間で乾燥】
土寄せ作業で白い部分を長く
「根深ネギ(長ネギ)」は、白い部分が長いのが特徴ですが、実は、この白い部分を長くするためには、なかなか手間がかかります。
ネギの場合、土に埋まっている部分が、白くなります。
白い部分を長くするためには、ネギの成長に従って、「土寄せ」を行う必要があります。
文字通り、土を寄せて、畝(うね)を高くする作業ですが、こうして土に埋もれる部分を高くしていくことで、白い部分が長く成長していきます。
ただ、ネギの成長点を土で覆ってしまうと、そこから腐ってしまうので、注意も必要です。
出荷するまで、何回か土寄せを丁寧に行い、少しづつ、白い部分を伸ばしていくのが、ネギ育成のポイントになります。
【ネギの土寄せ】