令和の米騒動?今スーパーではお米の品薄が続いています。
米不足の理由は昨年の猛暑による不作が原因の1つと言えるようですが、コロナ禍の回復により訪日外国人が急増したことによりお米の需要が増加したことも理由のようです。
和食ブーム、特に手軽に食べられるおにぎりを美味しそうに食べる外国人の姿をテレビでもよく見かけますね。
販売店舗でもお米の品切れがないように仕入れ方法を工夫して、もともとは扱っていなかった銘柄でも仕入れることを試みたりと、手を変え品を変えで毎回努力しているそうですが、なかなか難しく、もともとお米があった売り場には違う商品、サバの缶詰などが積んであるところもあるそうです。
消費者はというと、店頭がダメならとウーバーイーツやアマゾンなどのネットショップで購入を試みるもお米は全部売り切れ状態です。価格も上昇しているため主食のお米を他の食材に切り替える手段、パスタ、ラーメン、うどん、ビーフンなどに置き換える、こちらも手を変え品を変え工夫して家計を支えていくしかないのが現実です。
見込まれる解消の時期はいつ頃なのでしょうか?
農水省によると九州の早場米、関東の新米の収穫が8月末~9月ごろと見込まれていますので9月中旬位には市場に出回り始めるのではとのことです。
新米で数量が出てきたとしても小売り価格がすぐに下がるとは言えません。
9月中旬位には品ぞろえが戻り10月中旬位には価格も落ち着くだろうと予想されているようですがその時の価格は卸売り次第なので今まで通りというわけにはいかないかもしれません。
コロナ禍のマスク価格が高騰した時のようにお米を買い込む人が多くなると高価格帯での販売もあり得ます。
温暖化で害虫(カメムシやウンカなど)の被害も予想されるため新米も収穫してみないとわからない、収穫量は不安定です。特にコシヒカリはお米が白濁してしまう高温障害を受けやすいためこの猛暑が来年のお米にも影響があるのは避けられないと思われます。
そんな中、翔栄ファームでは茨城県久慈郡大子町の契約農家さんで生産している「みつばちの里米」をお届けします。自然栽培で育ったお米は希少価値が高くなかなか手に入りません。
お米品薄の中、探してもなかなか手に入らない自然栽培の玄米です。緊急時など必要な時にお渡しできるようにと常日頃から備蓄にも努力してまいりました。里山の自然に育まれた一押しのお米をお届けします。
【生産地】茨城県久慈郡
※茨城県久慈郡大子町の契約農家さんで生産しているお米です。
【品種】2023年度 こしひかり(玄米)
※商品の特性上、もみ殻、着色粒、砕粒、石、コクゾウムシの混入が稀にありますが、これらの混入を完全に無くす事はできません。これらの混入による返品・交換には応じかねますのでご了承ください。
【内容量】2kg、4kg(お選びください)
*購入数によっては送料が追加で発生する場合があります。
【生産者の谷田部さんと】
みつばちが元気に生息できる自然環境に育まれた「お米」
「みつばちの里の米」は、その名前のように、「みつばちや他の里山の生き物が、元気に生息できるよう自然環境に配慮し栽培したお米」になります。
みつばちは、農業にとっては「受粉」を助けてくれる大切な存在です。
そのミツバチ、特に日本の在来種である日本ミツバチは、自然環境に敏感。
近年進む、都市化による環境破壊や農薬使用により、どんどん、その数を減らしています。
また、養蜂で広く活用されている西洋ミツバチは、今、蜂群崩壊症候群という、ミツバチが大量失踪する…という問題に直面しています。
原因は未だ特定されていませんが、農薬の使用が何らかの影響を与えていることが示唆されています。
もちろん、絶滅の危機にあるのは、これらミツバチだけでなく、トンボやカエル、ホタルなど里山の生き物たちも同様です。
この「みつばちの里の米」は、これら里山の生き物たちに配慮した環境で育てられたお米です。
ミツバチをはじめ、トンボやカエル、ホタルなど、かつて日本のどこでも見られた里山の生き物たちが、元気に生息できるよう、栽培期間中は、農薬を使わず、育てています。
【里山の環境に配慮して育てています】
種もみの消毒も農薬不使用
あまり知られていませんが、種もみの消毒は、稲作にとって重要な作業になります。
葉や稲穂を枯らす「いもち病」や、伝染性が強く、稲を枯死させる「イネばか病」など、稲作はさまざまな病気の戦いです。
これを防ぐために、種もみの状態で消毒を行います。
この消毒は、農薬を使用するのが一般的ですが、「みつばちの里の米」では、温湯消毒という、60度ほどのお湯に浸す方法で消毒しています。
農薬を使わず、安心安全なお米を育てるため。
「みつばちの里の米」は、たっぷりの栄養素を摂取してもらいたいので玄米で提供させていただきます。
【種もみも農薬を使わず消毒しています】
生産者さんより一言
今年は天候が安定せず、特に湿気が虫を寄せ付けるので難しい稲作になっています。
収穫も例年よりは少なくなりそうな気がしますので、とても貴重なお米になると思います。
「みつばちの里の米」は、農薬を使わず育てたお米です。
玄米のまま炊いて、梅干しと一緒にかっ込んでいただけると、生産者としてはとっても嬉しい限りです。
【里山の自然に育まれたお米です】